京都大学「医学領域」産学連携推進機構(KUMBL)では、
下記の教育プログラムと連携し、人材育成のための活動をしています。
京都大学医学研究科 知的財産経営学分野は、
医療、バイオ領域に焦点を当てた技術経営学、知的財産経営学の専門職大学院コースです。
医療やバイオ関連分野の大学の知の発掘、管理、活用を通じて
日本の産業競争力向上に貢献できる人材を養成します。
産業界、法曹界などから集まった講師陣により、優れた実務家を養成するためのカリキュラムが組まれており、
また調査研究も積極的に行って最新の情報発信に努めています。
2015年以降、政府の未来投資会議や中央教育審議会において、
我が国が強みを持つ分野で企業や海外機関等と大学が連携し、
最先端の教育を可能とする「卓越大学院」の創設が提言され、以降、
文部科学省や日本学術振興会においてその具体的な制度設計が検討されてきました。
これを受け、2018年度より「卓越大学院プログラム」事業が開始されました。
メディカルイノベーション大学院プログラムは、
京都大学の関係部局の特色・強みを生かした独自の構想づくりが評価され、
2019年に採択されたものです。
医学研究科、薬学研究科の修士課程、博士後期課程、4年制博士課程の学生を対象としています。
この講義は、LSS(リーンシックスシグマ)* の手法を理解し、プロセスエクセレンスを実現するためのチーム活動を体験して、自ら実践できるようになることを目標とします。
全講義終了後、希望者は認定試験を受験することができます(受験料は受験者負担。全講義のうち、最低8割程度の受講が必須となります)。
日本にはLSSの公的認証機関は存在しませんが、本認定は履歴書へ記載可能な資格です。
本講義では、受講生にそれぞれの「True North」を見つけていただくために、人事のプロフェッショナルである講師陣が受講生に寄り添い、受講生が自分の価値観・信念・個性を唯一無二のものとして尊重して受け入れるために自分を見つめなおす(Being)機会を最初に提供します。
さらに、他人からの評価に左右されずに自分の努力と仲間を信じ、自分特有のユニークなリーダーシップを発揮して、ぶれることなく真に自分のやりたいことを実現するために必要な「セルフプロデュース」の様々なスキルに関する知識(Knowing)を身に着ける(Doing)支援をいたします。
京都大学では、将来大学での基礎研究に従事する教員のみならず、社会のどのような領域、職種においても即戦力となって広く活躍できる人財を大学から輩出することを目的として本講義を実施します。