企業との連携

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連携に向けて / 創薬共創プログラム

創薬共創プログラムは、京都大学医学部附属病院における臨床ニーズを起点としたリバーストランスレーショナルリサーチのアプローチにより、京都大学の臨床系・基礎医学系研究者と企業が一体となり協業することで、病態メカニズムの解明、治療標的分子や患者層別化のためのバイオマーカーの同定、候補薬物の取得等を目指す、京都大学が提供する新規の産学連携プログラムです。

創薬共創プログラムの立ち上げにあたり、附属病院全診療科を対象にアンケート調査を実施し、克服したい疾患、保有する臨床サンプル、創薬に活用可能な独自技術などをまとめた創薬共創データベースを構築しました。

創薬共創プログラムは以下のステップで実施されます。
(企業のニーズにあわせ柔軟なプログラム設計が可能ですので、お問い合わせください。)

  • 創薬共創データベースと企業のWish list(研究ニーズ)を照らし合わせることによる、企業と本学研究者のマッチング
  • 臨床系・基礎系研究者、企業研究者・開発担当者等でワークショップを実施、
    ターゲットプロダクトプロファイル(TPP)概要の作成を通じて疾患克服のロードマップを策定
  • 疾患克服に向けた病態landscape理解を目的に、創薬共創プログラムの研究基盤である先端バイオメディシン解析技術室等を活用して、
    臨床サンプルを用いたシングルセルレベルの解析を実施
  • 病態発現メカニズムの推定のため、診療情報に基づいて患者を前向きにリクルート、臨床サンプルの解析によりPOC確認のデータを取得

なお、先端バイオメディシン解析技術室は、最先端の解析機器を備えた共用機器室であり、scRNA-seq、FACS、CyTOF/Hyperionによる解析が可能です。
附属病院に隣接する構内に設置されているため、迅速処理が必要な臨床サンプルにも対応しています。 (→詳細はこちら)。

創薬共創プログラムにご関心をお持ちの企業様は、KUMBLまでお問い合わせください。
創薬共創データベースは、機密情報を含まず製薬企業に広く開示しております。
閲覧を希望される企業様は、以下のリンク先から閲覧申請をお願いいたします。
→ https://forms.gle/X8zgFpxgjbVwg28s8

また上記に限らず、「臨床サンプルを創薬研究に活用したい」、「新規の解析技術を研究に取り入れたい」、「共用機器利用に興味がある」といったご相談も随時受け付けております。