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2023.10.20

[NEWS] 【セキュリテ寄付】KURAMAコホート研究を支援する『テーラーメイド医療の追求・継続的な関節リウマチ研究基金』を開始しました。

この度、ミュージックセキュリティーズ株式会社の産学官連携推進室が運営する「Securite ACADEMIA」において、京都大学医学部附属病院(京大病院)・リウマチセンターのコホート研究を支援する『テーラーメイド医療の追求・継続的な関節リウマチ研究基金』を開始しました。

 

プロジェクト概要

関節リウマチは、200人に1人がかかる身近な病気でありながら、まだ治せない原因不明の病気。そして同じ病名なのに必ずしも同じ薬が効かない、テーラーメイド医療が必要な病気です。このテーラーメイド医療実現のため、さまざまな病態の患者さんに同意をもって参加していただく患者集団(コホート)を対象にした研究が必要です。

京都大学医学部附属病院(京大病院)・リウマチセンターでは、関節リウマチの診療を行っており、外来通院患者さんの診療記録を独自にデータベース化し、この病気の克服をめざして、治療の最適化に関する研究を行っています。一人一人でなく患者集団(コホート)を単位とした研究なのでコホート研究と呼びますが、同リウマチセンターのコホートはKURAMAコホートと名付けています。これまでKURAMAコホート研究は、多くの成果をあげて学会・論文発表し、今や、日本を代表する患者コホートして海外でも知られています。また、医師だけでなく、医学生・看護学生も実施に参加してもらうことにより、教育にも貢献してきました。

今後も、多くの関節リウマチ患者さんに喜ばれる治療法を開発するため、KURAMAコホート研究を継続し成果を発表し続けたいと思いますが、そのためには絶え間のないデータ取得とその電子データベース化が必要となり、独自の検査やアンケート調査などを行うための運用資金が必要となります。これまで運用資金の多くを製薬企業からの寄附金に依存してきましたが、利益相反のため困難になってきています。今後の本研究継続のため、是非ご支援お願いいたします。

 

募集期間と使途
【目標金額】4,500,000円

【募集期間】2023年10月17日〜2024年3月31日

【基金の使途】

データベースを保存するコンピュータ端末の維持費、研究実施時に必要となる保険外の検査・アンケート費用(500件ほど)やOA関連費用、学会・論文発表にかかる費用

【寄付特典】

  • 1万円以上の寄附を頂いた方には礼状をお送りし、ご希望に応じて、リウマチセンターHPにお名前を公表させていただきます。また、同講座主催の市民公開講座にご案内いたします。
  • 10万円以上の寄附を頂いた方には、上記特典に加えて、毎年発刊する年間業績集(アニュアルレポート)の寄付者名簿にお名前を加え、ご本人にも配布いたします。
  • 50万円以上の寄附を頂いた方には、上記特典に加えて論文の謝辞にお名前を公表し、リプリントを配布いたします。
    ※なお、本基金は、税法上の優遇措置が適用されます。

    【プロジェクトURL】https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=25